リメイクの帯や着物
2010年度
紅型染の紬を二部式のリバーシブル仕立てにして無地部分を作り そこにハギレをアップリケして頂きました |
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生地の真ん中が浮いては困るので花にも刺繍を入れてもらって アップリケの浮き止めにしました 裏から見た写真です↓ |
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アンティークの着物に合わされるのに少しさみしい雀の帯に 着物に合わせた笹と雪輪の柄を足して頂きました |
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前帯も太鼓と関連するように柄を入れて頂きました | |
さみしかった帯が素敵に生まれ変わりました | |
アンティークの墨絵の帯に付いたシミ隠し・・・ つばめの前に黄色のシミを隠すために 同じような感じで絵を足してもらいました |
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前帯の鮎の下のシミ隠しも同じ要領で笹の葉を足して頂きました | |
漆で塗られた所だけ生地が傷んで穴が開いた状態になっていました | |
頭、竿、着物や靴に至るまで穴が開いていたので 裏から白の接着芯を当てて表から色をさして頂きました |
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綴れの帯の赤が派手というので色を抑えてもらいました あまり渋くすると今度は他の色が目だって来るそうで いい感じに収まりました |
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帯地が傷んでしまった刺繍を切り取って新しい帯地にアップリケをしました | |
手刺繍で止めて頂いていますが羽毛も足してもらって 綺麗にアップリケが出来ました |
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前帯は2種類あったので 下の方の羽根を選んで アップリケをしました 帯締めが擦れると刺繍が傷むので 配置も考えて・・・・ |
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アップリケは切り取るのも 結構大変な作業なんです 刺繍までの作業 (切り取って貼り付けまで)は すべて私がしています 帯は綺麗に復元されました 仕立ては平仕立てにしています |
豪華な刺繍がされた九寸帯ですが土台の繻子が擦り切れ状態なので 刺繍部分を切り取って黒地の新しい帯地にアップリケしました |
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金駒の外れた所も直して頂きました↑↓ | |
色糸しか見えていませんがアップリケは黒糸で細かく止めて頂いています | |
すべて元の位置どおりに配置しています | |
半纏に豪華に刺繍された猫を切り取りアップリケして 二部式自由結び帯を作りました |
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捨てがたい柄はあったのですが帯にまとまるように選んでみました アップリケは手刺繍で毛並みも入れてもらいました |
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アップリケする場合は刺繍糸が 切れないように 少し生地を残して切り取ります その部分をうまくカバーしながら 手刺繍でうまく毛並みを 入れてもらいます |
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黒地の九寸帯にアップリケした 刺繍はすごく豪華なものです 猫の首の周りには鹿の子絞りが 結んでありました お客様は帯止めに 手毬をされるそうです |