角出しの結び方(京袋帯)


京袋帯は長さは九寸帯と一緒で、太鼓は一重太鼓です
ただ違う所は手先が袋帯の様に開いたままです(九寸帯は半分に折ってある)
手先が広いとまた違った角出しやお太鼓結びが楽しめます

太鼓部分です 太いのが太鼓の紐で
細いのが手先の紐です
細い紐を結んで手先を作ります
手先部分で3つの山を作ります ゴムをクロスに掛けて留めます
出来るだけ上のほうで作って下さい
胴に前帯を巻いて結びます
結んだ紐は帯の下へしまい込みます
背中で結んだりねじったりしないので
おしぼりタオルを土台にします
おしぼりタオルはストッキングで
包んでおくと扱い易いです
太鼓に付いている紐を持って
左右均等にして前で結びます
お太鼓の下は先ほど作った
チョウチョがこんな感じになります
薄いハンカチを芯にして帯揚げに包み
前で結びます
太鼓の垂れ下から20cm位の所を
クリップで留めておきます
クリップの位置に帯締めを当てます
そのままチョウチョを包み込む様にして
帯締めを持ち上げて
前で結んで出来あがりです
角出しの膨らみを保つ為に
残布で裏技帯枕を作りました
手先の下に入れ込みます 羽根を翼の様に少しねかして整えます
横から見たらこんな感じです
手先を半分に折って結ぶと従来の角出し結びになります
普通の枕でお太鼓にも結べます 帯締めは太鼓の内側に当てます
手先の下に2回に分けて垂れを折り込みます
華やかなお太鼓結びになります


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